貯金がない方におすすめの住宅ローン
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- カテゴリ: おすすめの住宅ローン
- 作者: 住宅ローン比較
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貯金がない方におすすめの住宅ローン
貯金がない、つまり頭金(自己資金)が用意できない場合のおすすめの住宅ローンは、どれになるでしょうか?貯金がない方におすすめの住宅ローンを解説します。
貯金がない方でも利用できる住宅ローンの条件
1.物件購入価格の100%の借入が可能な住宅ローンを選ぶ
物件購入価格に対して、全額をローンで借り入れできる住宅ローンを選ぶ必要があります。
最近では、ほとんどの住宅ローンで物件購入価格の100%の借入が可能になっていますが、メガバンクやフラット35などでは、頭金が1割~2割用意している場合と、ゼロの場合には適用される金利が大きく変わってくるのです。金利が0.2%~0.3%ほど頭金ゼロの場合には金利が高く設定されているのです。
「たかが0.2%~0.3%ぐらいなら・・・」と思った方もいるかと思いますが、これは総返済額でいえば100万円~200万円の金額になってしまうのです。
つまり、頭金がゼロの場合は、頭金の有無によって金利差がないネット銀行を選ぶのが賢い方法と言えるのです。
2.諸費用が借りられる諸費用ローンを提供している住宅ローンを選ぶ
住宅購入時に必要なお金は、物件の購入価格だけではありません。
- 住宅ローンの事務手数料
- 印紙代
- 不動産登記の司法書士報酬
- 不動産登記の登録免許税
- 証明書発行手数料
- 新居への引っ越し代
- 新居での家具・インテリア代
- 新居でのその他必要な家財道具、生活用品
- 修繕積立基金の一時金
- 水道過入金
- リフォーム費用
- 太陽光発電の設置費用
- など
物件の購入価格以外にも平均で100万円~200万円ほどはかかってきてしまうのです。つまり、これらの諸費用分も合わせてローンで借りることができなければ、住宅ローンを利用することはできないということになります。
最近では、ネット銀行を中心にこの諸費用を借りられる諸費用ローンというものが登場しています。諸費用ローンを提供している、諸費用分の価格を借りられる住宅ローンを選ぶことが必要不可欠なのです。
貯金がない方におすすめの住宅ローン
- 変動金利 0.320%
- 諸費用 事務手数料
借入額の2.20%
おすすめの理由:住信SBIネット銀行は、「融資額:ご融資対象物件の担保評価額に500万円加算した金額の範囲以内とします。」と記載されているように、物件の担保評価額にプラスして500万円分であれば住宅ローンの金利で借り入れることが可能なのです。つまり、諸費用の事務手数料やインテリア代、リフォーム費用などにも利用することができる住宅ローンなのです。
- 変動金利 0.430%
- 諸費用 事務手数料
借入額の2.20%
おすすめの理由:イオン銀行は、「イオン銀行住宅ローン生活応援300」という名前で諸費用ローンを提供しています。300万円までの借入が可能で、事務手数料やインテリア代などに利用することができます。ただし、金利は基準金利+1.5%と高めに設定されていることに注意が必要です。