子育てファミリーの住宅ローン
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- カテゴリ: ライフプラン
- 作者: 住宅ローン比較
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子育てファミリーの住宅ローン
会社員のお父さんに専業主婦のお母さんと子どもの家庭。よくある家庭の形ですが、実は住宅ローンの返済、生活費、教育費が父親1人の肩にかかる一番リスクの高い家族構成のパターンなのです。
余裕のないファミリーは固定金利で安全運用
働き手が1人の専業主婦家庭では、家計に余裕があるところは比較的少ないはずです。子どもの成長とともに教育費などの出費もかさむことを考えると、物件選びで無理をせず、借入金顔を抑える工夫が必要です。そのために、毎月返済額が手取り月収の25%以内、返済期間が定年退職の年齢までになるよう、借入金額を計算します。そうして算出した金額に、頭金を合わせた予算で、物件を探すようにしましょう。
余裕資金の少ない専業家庭では、返済額の変動に対応できないため金利タイプは、スタート時に総返済額が確定するフラット35などの長期固定金利型がおすすめです。固定金利期間選択型を選ぶ場合も、10年以上は固定期間を設けることがおすすめします。
どうしても予算が少ない、というのであれば、返済期問を少し延ばして再計算する形も取れます。子育てが一段落したら、妻がパートに出るなどして繰り上げ返済し、返済期間を縮め、定年までの完済を目指します。
金利タイプや返済期間が違う住宅ローンを2本に分けて借り、リスクを分散する方法は子育てファミリーの場合も有効です。教育費のピークは、子どもが高校生、大学生のとき。したがって、1本は定年退職を目安にした返済期間にして、もう1本は10~15年程度と短めの返済期間に設定した上で、短い方は子どもが高校生になるまでに払い終えてしまうプランも有効です。