火災保険に加入しましょう
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- カテゴリ: 住宅ローンと保険
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンを契約した後は、火災保険に加入しましょう
住宅ローンを契約したら、火災保険に加入しましょう。万が一火災にあって家を失ったときに、ローンだけが残るのを避けるためです。火災保険の保険料は補償内容によってもさまざま。
住宅ローンを契約すると同時に銀行から火災保険への加入をすすめられます。
火災保険に入らないで、火事になってしまうと、家が全焼してしまった場合には、住む場所はなくなってしまいますが、住宅ローンの支払いは残ってしまうという最悪の状態になってしまいます。それを防ぐために加入するのが火災保険です。
銀行などの金融機関も火災のリスクというものは、大きなものと考えているため、住宅ローンの契約時に火災保険の加入をすすめてくるのです。また、火災保険の加入を前提条件として住宅ローンの融資を行うケースもあるのです。
複数の損害保険会社の保険を見比べて、自分にあったプランを選びましょう。
補償内容と価格。火災こ対する補償中心のシンプルなタイプと、水漏れや盗難など広範囲の補償を付けているタイプでは、保険料に差がつきます。また、同じ補償内容でも、保険会社によっては各種割引制度が違ってくるため、保険料が変わってくるケースが多いのです。
火災保険は、建物の消耗分が補償から差し引かれる時価契約が一般的です。しかし、それでは同程度の建物を再び建てようと思ったときに補償が不足してしまいます。保険料は別途必要ですが、再調達価額で契約しておくと、建物の再建費用が補償されます。
火災保険では、ローンの全返済期間分の保険料を一括前払いで払うタイプがあります。数十万円単位の保険料が一時金としてかかりますが、翌年以降の支払いはありません。
火災保険は、その補償の範囲で大きく3つに分けられます。
一つもは基本的な火災保険です。補償内容を減らしている分、保険料も安い保険で、火災や落雷、ガスなどによる破裂や爆発、風・ひょう・雪などによる窓ガラスや屋根の破損などが一定金額までカバーできます。
これに対して、自動車の衝突事故や、給排水設備の事故による水濡れ、盗難、水害などに対する補償を上乗せしたのが住宅総合保険です。幅広いトラブルに備えるために、この程度はできれば準備しておきたいところです。
さらに家財補償やその他の補償を工夫した新型火災保険も登場しています。
以前と比較すると火災保険の補償の種類や割引適用条件の多様化など、保険会社ごとに火災保険のサービスも複雑化してきています。何十年と加入しなければならない火災保険だからこそ、じっくりと複数の保険会社の商品を比較検討して自分にあったものを選ぶ必要があるのです。