民間住宅ローンのメリット
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- カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- 作者: 住宅ローン比較
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民間住宅ローンのメリット
住宅取得を考えると、どうしても物件価格ばかりに目がいってしまいます。しかし、購入前後には「諸費用」といわれるものや引越代金、家具・インテリア代など出費が予想以上にかかってきます。諸費用は物件価格の1割りを用意。このお金をあらかじめ想定しておかないと、出だしから生活が苦しくなってしまいます。
民間銀行の住宅ローンは、いろいろな種類がある
民間銀行の住宅ローンの最大のメリットは、金融機関によって利用条件にが多彩なパターンがあるということでしょう。特に審査に関しては、A銀行では通らなくても、B銀行では大丈夫、というように、申し込む金融機関によって融通が利くことが多いのです。したがって、1社でだめだったからといってあきらめるのではなく、2社、3社と申し込んでみるのがよいでしょう。物件については、明確な基準が設けられているわけではありません。シンプルに、物件の担保価値を個別に判断して審査されます。この点は、融資が受けられる物件について厳しい審査条件があるフラット35とは大きく違うところです。
このほか、預金の残高が一定以上になったら、超えた金額を自動的に繰り上げ返済するサービスや、毎月返済額を定期的に変更できるサービスなど、利用者が返済しやすいサービスが次々に登場しているのも、大きな魅力といえるでしょう。ユーザーにメリットがあるサービスに関して、民間事業者のほうが素早く導入されるのは、他のサービスなどとも同じことなのです。
一部の金融機関で長期固定金利の取り扱いがあるものの、ほとんどの場合、民間ローンの金利は変動金利になります。変動金利で借りている以上、金利上昇のリスクは住宅ローン利用者が負っています。金利が上昇して返済額が上がれば、払えなくなる可能性があることは十分注意が必要です。
また、民間ローンは、団体信用生命保険の加入が義務付けられています。このため、健康上の理由で保険に加入できない人は民間ローンを利用できません。逆に言えば、団体信用生命保険の加入は無料で提供されるケースが民間の場合ほとんどなので、万が一のときの心配は無条件にしないですむのは、民間住宅ローンのメリットともいえるでしょう。
民間銀行の住宅ローンのメリット
- 団信が無料である
- 変動金利は民間銀行の住宅ローンの方が安い
- さまざまな種類があり、ニーズごとに選べる
- 繰り上げ返済手数料が無料
- 無料の団信に疾病保障や介護保障が付いている銀行もある
- 頭金ゼロでも借りられる銀行もある
- 審査基準が銀行ごとに違うため、審査通過のチャンスも多い
- 固定金利から変動金利への以降もスムーズにできる