競売で格安中古住宅を購入する
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- カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- 作者: 住宅ローン比較
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競売で格安中古住宅を購入する
競売という制度をご存知でしょうか。これは住宅ローンが払えなくなった場合に裁判所が銀行の担保に設定された住宅を売却する制度のことです。住宅購入と住宅ローン利用を検討している方には、一見怖い話のように思えますが、逆に言うと競売を利用すれば格安で中古住宅を購入できる可能性があるのです。
競売とは
競売(けいばい)とは、民事執行法という法律に基づき、銀行などの債権者が住宅ローンの未払が続いた時に裁判所に申し立てて、担保である住宅を裁判所を通じて売却する制度のことです。
この競売には一般の個人も、不動産業者も参加し、オークションのように入札することで購入が可能になります。もちろん、競売で購入した住宅でも、自宅として使うのであれば住宅ローンが利用できますし、リスクがある一方流通価格の3割~8割ぐらいの価格で購入できるメリットがあります。
競売のメリット
- 流通価格より格安で住宅が購入できる
- 消費税がない
- 住宅ローンが利用できる
- 投資用であれば不動産担保ローンが利用できる
- 裁判所の手続きであるため所有権が明確になる
競売のデメリット
- 内覧ができない
- 占有者がいる場合がある
- 裁判所には瑕疵担保責任がない
- 落札できない場合もある
- 物件は約1ヶ月しか掲載されない
競売のデメリットによる対策
競売のデメリットの一番大きなポイントは、内覧ができない、中が見れないということです。そのかわりに裁判所のスタッフが代わりに現地調査に出向き、写真や図面、権利者の状況などを詳細にレポートした資料が見れます。この資料と周辺状況などで購入を決めなければならないのです。
また、占有者として違法だけど住んでいる人などがいるケースがあります。この場合は、立ち退いてもらわなければなりません。最終的にすんなり出て言ってもらえない場合は法的な手続きを取る必要があります。
上記の2大リスクがあるのですが、最近では競売専門の不動産業者も出てきています。この業者に依頼すると手数料3%前後で、占有者との交渉などをすべて請け負ってくれるため、中古物件の購入と同じように競売を利用することが可能です。l
競売の物件情報を調べられるサイト
不動産競売物件情報
http://bit.sikkou.jp/
不動産競売物件情報センター
http://981.jp/