住宅ローンと都市計画税
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- 親カテゴリ: 住宅ローンの基礎知識
- カテゴリ: 住宅ローンと税金
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンと都市計画税
住宅を取得すると翌年から毎年固定資産税とともに都市計画税というものが課税されます。これはどういった税金なのでしょうか?
都市計画税とは
都市計画税とは、原則として都市計画区内の市街地にある土地と建物に市町村が条例で課すことのできる地方税である。固定資産税と違い事業に使う償却資産は課税されない。課税するかどうかを決めるのも全て市町村であるため、都市計画税の課税のない市町村もある。
土地と建物に課税されるが、土地が借地権である場合は、土地の分の都市計画税は課税されないがその代わり不動産オーナーに地代を払う必要がある。
都市計画税の計算
固定資産税に使われている標準税率(1.4%)ではなく、限度税率が定められており、0.3%になっている。
- 都市計画税 = 固定資産税評価額 × 0.3%(最大)
物件の購入価格が3000万円の場合、約7割が固定資産税評価額なので2100万円の0.3%で6.3万円になる計算。
マンションや区分所有の場合は持分比率に応じて按分します。
都市計画税の免税点
固定資産税で、免税点未満のものは都市計画税はかからない。
※固定資産税評価額の1.4%の合計が土地30万円、家屋20万円以下の場合
都市計画税の例 ※平成24年度時点
- 東京都23区 0.3%
- 府中市 0.2%
- 武蔵野市 0.2%
- 他11市町 0.27%