住宅ローンシミュレーション
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- カテゴリ: 住宅ローンシミュレーション
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンシミュレーション比較
住宅ローンは、各金融機関が別々に返済額などのシミュレーションのためのシミュレーターを用意しています。ただ、試算方法や表示する項目など、すべてバラバラなため、どのシミュレーターが使いやすいのか、非常にわかりにくいため、今回は各銀行のシミュレーターの使いやすを徹底的に比較し、レポートしました。
住宅ローン シミュレーション 比較
銀行名 | 借入額・期間 → 毎月返済額 | 毎月返済額 → 借入額・期間 | 借り換え 削減効果 | 繰上返済 効果 | 年収 → 借入可能額 | 住み替え 計画診断 | 返済プラン 診断 | 団体信用 生命保険 | 諸費用 |
住信SBIネット銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | あり | |||||
ソニー銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | ||||||
SBI新生銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | あり | あり | ||||
三菱UFJ銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | ||||||
みずほ銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | ||||||
三井住友銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | あり | |||||
イオン銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | ||||||
東京スター銀行 シミュレーションへ | あり | あり | |||||||
auじぶん銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | あり | あり | ||||
楽天銀行 シミュレーションへ | あり | あり | あり | あり | |||||
フラット35 シミュレーションへ | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
シミュレーションチェック条件
借入額シミュレーション :借入額 3500万 返済年数 30年 金利 0.875%
返済額からのシミュレーション :返済希望金額 10万円/月 返済年数 30年
借換えシミュレーション :借入の残債 2000万 借換え後返済年数 20年 借換え前金利 2.1% 借換え後金利 0.875%
上記の数値を各金融機関のシミュレーターに入れ、シミュレーターの使いやすさを検証しています。
住信SBIネット銀行 住宅ローン シミュレーション
入力項目が少なく、検索結果も非常にまとまっていて、かつ詳細な情報が載っていることから、住宅ローンのシミュレーターの中では一番使いやすく、詳しい。住信SBIネット銀行のシミュレーターを使っておけばまず間違えないだろう。
ソニー銀行 住宅ローン シミュレーション
左の入力項目と、表示結果が同じページにあるため、すぐに金額を変えて、比較検討ができる非常に見やすいシミュレーター。見やすさでは住宅ローンの中でナンバーワンだろう。借り換えも同様に削減効果がひと目でわかる。表示結果の情報量は少ないため初心者向き。
SBI新生銀行 住宅ローン シミュレーション
入力項目が多く、シミュレーション結果も、文章になっているため、ちょっと見にくい。ただし、SBI新生銀行の売りである繰上返済についてのシミュレーションがあることと、簡易的なものではあるが年収から借入可能金額がわかる診断もついていることがメリットだと言えるだろう。繰り上げ返済のシミュレーションをする場合はここを利用しよう
auじぶん銀行 住宅ローン シミュレーション
auじぶん銀行のシミュレーションは画面いっぱいに入力画面が広がっているため、パソコンではあまり使い勝手は良くありません。「なぜ、こんなに大きく表示されてしまうのでしょうか?」、これは携帯電話、スマフォでの利用を前提にしているからです。これはKDDIの立ち上げたネット銀行という特徴もあるのですが、auユーザーがメインのターゲットになっていて、サイト自体も携帯電話やスマフォで見やすい設計になっているため、シミュレーションも大きくなってしまうのです。携帯電話やスマフォでシミュレーションを利用したい方には見やすいシミュレーションですが、パソコンから見ると見にくいシミュレーションになっています。ただし、返済予定表をCSVでダウンロードすることが可能ですので、ライフプランなどの試算をエクセルで行う人には便利だと思われます。
三菱UFJ銀行 住宅ローン シミュレーション
非常に見やすいサイトである。特にスクロールバーで選べることと、表示結果には住宅ローンの返済イメージが図表で出てくるため非常にわかりやすい。ただし、残念なのは、金利などがすべて三菱UFJ銀行の金利プランのものになってしまい、自由入力ができないため、他銀のプランなどを入れて比較検討することができない。
三井住友銀行 住宅ローン シミュレーション
三井住友銀行の住宅ローンシミュレーターは、他社とは大きく違い、返済プランの妥当性をチェックしてくれる返済プラン診断とシミュレーションと、住み替え資金計画シミュレーションが用意されている。返済プラン診断では、将来想定している金利の上昇も含めた返済プランの診断が可能で、住み替え資金計画では、住み替えでの売却額などを入れて、返済可能な借入額を提示するなど、住み替えを検討している方には必見のツールになっている。ただし、通常の返済額シミュレーションは昨日が弱く、わかりにくいため、通常の返済額を算出するのであれば他社のシミュレーターをおすすめします。
楽天銀行、イオン銀行、東京スター銀行 住宅ローン シミュレーション
イオン銀行は、シミュレーション項目や表示などチープな印象で情報量も少ない、東京スター銀行は、預金連動の自行の住宅ローンのみの場合のシミュレーションのみであり、年齢を聞かれるなど非常に使いにくい。また、楽天銀行は、シミュレーションの種類は多いが、これも入力エラーが多く、きちんと入力するのに理解が必要である。
この3行のシミュレーションを利用するのは、該当の銀行の借り入れを決めた時以外にはないだろう。
結論
・通常の返済額、借り換えのシミュレーションなら、住信SBIネット銀行かソニー銀行のシミレーションがおすすめ。特に初心者であればソニー銀行が使いやすい
・繰上返済のシミュレーションなら、SBI新生銀行のシミュレーターがおすすめ
・住み替え、金利上昇による返済プランの診断であれば、三井住友銀行のシミュレーターがおすすめ
・上記以外の銀行のシミュレーターは、その銀行での借り入れを決めた時以外は使う必要はあまりない