火災保険の世帯加入率は8割?
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- カテゴリ: 火災保険
- 作者: 住宅ローン比較
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火災保険の世帯加入率は8割?
「火災保険には入った方が良いって聞くけど・・・一体どのくらいの人が火災保険に入っているのでしょうか?」ここでは火災保険の世帯加入率について解説します。
実は情報が少ない世帯加入率
なぜだかはわかりませんが、損害保険の保険料を決める元を作る損害保険料率算出機構が調査したデータでは、地震保険の世帯加入率は調査結果をして発表されているものの、火災保険の世帯加入率は公表されていません。
そのため、gooogleなどで「火災保険 世帯加入率」と検索しても、出てくるのは地震保険の世帯加入率ばかりなのです。
しかし、地震保険の火災保険加入者に対しての割合は公開されているため、逆算すれば自然と火災保険の世帯加入率がわかるはずです。なぜなら、地震保険に入るために火災保険への加入が絶対条件だからです。
2012年度のデータで算出
地震保険の世帯加入率=27.1%
(年度末の地震保険契約件数を当該年度末の住民基本台帳に基づく世帯数で除した数値)
地震保険の火災保険加入者に対する割合=56.5%
(火災保険契約(住宅物件)に地震保険契約が付帯されている割合)
火災保険の世帯加入率 = 27.1% ÷ 56.5% = 47.9%
持ち家比率(2013年度総務省統計) = 61.1%
持家を持っている人の中で火災保険に加入している割合 = 47.9% ÷ 61.1% = 78.5%
になるのです。
つまり、持家を持っている人の中で火災保険に加入する方は約8割ほどになるのです。火災保険は、それだけ重要度の高い保険ということなのです。
重要度という意味は、実際に保険が適用されるかどうか?というのはもちろんあるのですが、数千万円を何十年払い続けるという状況で購入する一生の買い物であるために、火災や天災で家を失った場合の喪失感というのはかなりのものになります。
その不安を抱えながら生活をしていくのと、火災保険に加入してその不安がない状態で生活をしていくのとでは心理的に大きな違いがあるということと言えるでしょう。
マイホームを持った方の約8割の方が心理的不安を払しょくできるというメリットを感じて火災保険に加入しているのだと推測できるのです。
火災保険に加入するかどうかは、銀行から住宅ローンを融資するときの条件に設定されていなければ任意で加入するかどうかは選べるものですが「安心を買う」という意味合いで加入することをおすすめします。