地方銀行の住宅ローンは金利高い
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- カテゴリ: 住宅ローンの達人が教える
- 作者: 住宅ローン比較
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地方銀行の住宅ローンは金利高い
地方銀行の住宅ローンは、お得なのか?審査は通りやすいのか?ここではそんな疑問を解決します。
地方銀行の住宅ローンは金利が高い
一部の地方銀行の住宅ローンは、大手都市銀行並みの金利を用意しているところもありますが、8割の地方銀行の住宅ローンは、金利が非常に高く設定されています。
傾向として
- 変動金利、10年当初固定金利 → 大手都市銀行と横並び 2割
- 変動金利、10年当初固定金利 → 店頭金利並みの高金利設定 8割
なのです。
なぜ、地方銀行の住宅ローンは金利が高いのか?
競争がないから。
です。
大手都市銀行やネット銀行と違って、地方銀行は地元での認知度が高かったり、地元の不動産会社との付き合いや出店店舗数の存在感が違うため、黙っていても地元のお客さんは来る状況なのです。
そのため、みずからネット銀行や大手都市銀行と競争する意識というものはそもそもなく、サービスレベルでも、「少しでも低金利を」というモチベーションがないのです。
そのため、どうしても金利は高くなり、地銀によっては、大手都市銀行の店頭金利と同じ水準でのサービス提供になってじまっているのです。
反面、地方銀行の住宅ローンは審査が通りやすい
金利と審査は相反する関係にあるため、金利が高く収益性が見込める住宅ローンの場合、審査は通りやすくなります。
つまり、「審査がネット銀行や大手都市銀行では通らなかった。」という方は、金利が高くても地方銀行の住宅ローンやフラット35を選択肢に入れるべきですし、
逆に、「地元の不動産屋に勧められた地方銀行で決めようと考えている。」という方は、一旦立ち止まってネット銀行や大手都市銀行で同じプランの金利と比較することがお得になる秘訣と言えるでしょう。