住宅購入値引き交渉のコツ
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- カテゴリ: 住宅購入のコツ
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅購入値引き交渉のコツ
住宅を購入する際に、戸建であろうと、新築であろうと、中古物件であろうと、多少の価格交渉は可能です。もちろん、中には販売価格がガチガチに設定されている場合もあるんですが、売れなければ下げざるを得ないのが実情です。っこでは、住宅購入の値引き交渉のコツを解説します。
重要なのは、切り出し方
まずは、価格交渉を切り出すところがスタートです。
この物件を気に入ったということをアピールする
- 「採光も良くて、間取りもいいし、駅も近いし、、、本当いい物件ですよね。一目見て気に入りましたよ。」
予算の限界値を伝える
- 「ここに決めたいんですが、私の予算はギリギリだせて2800万円なので、どうにも足りません。どうにかならないでしょうか?」
そこまで下がれば買うという意思を伝える
- 「2800万円まで下がればすぐに買いたいのですが・・・。」
という流れが王道かつ、効果的な交渉の切り出し方です。
注意ポイント
値引き幅は、10%前後が限界
例えば、3200万円の物件を買うときに2800万円の予算で交渉してみるというような形です。あまりに予算と価格が離れていては交渉の余地はありません。
こちらの予算ギリギリは、予算ギリギリに設定しない
結果として、間をとってという形に落ち着きやすいのが交渉です。ここでは、予算ギリギリに設定せずに、本当の予算ギリギリの100万円~200万円低い金額を言うといいでしょう。こういう場合、不動産業者は、「上司と掛け合ってみてなんとか希望の半分だけは減額することができました。」という営業トークで少しずつ間を詰めてくるので、うまく譲歩したフリをして、本当の予算内で購入するように仕向けましょう。
時間をおいてみることも重要
どうしても値引き交渉が全くまとまらなかった場合には、一旦引くことも重要です。もちろん、よほどお買い得物件でほかの人も殺到しているようであれば、完売してしまいますが、そうでない場合は、時間をおいて行くと、販売の状況も変わっていることもあるのです。マンションや戸建の売主からしてみれば、売れなければ価格を下げるか、家具を付けるなどの方法で価値を上げるか、しかなく、売却に時間がかかればかかるほど、広告費などで儲けが小さくなるのです。引き返すときに、「値引きできるようになったら連絡ください。」と言っておけば購入の確率は高まるでしょう。
最後は気持ち
「なんとかならないですかね。」「すごく住みたいですけどね。」「予算はぎりぎりなんですよ。」「いい物件だよな。」「そこまで下がればすぐ契約しますよ。」と粘り強く訴えかけるのです。一度や二度の「難しいですよ。」に屈してはいけません。あくまでもフレンドリーに要望を伝え続けると人は「なんとかしてあげたいな」と気持ちが変わるようになってくるものなのです。