住宅ローン金利動向 2013年4月レポート
- 詳細
- カテゴリ: 住宅ローン金利動向レポート
- 作者: 住宅ローン比較
- 参照数: 2411
住宅ローン金利動向 2013年4月レポート
住宅ローンの動向をまとめた毎月のレポートです。住宅ローンを検討している方は参考にしていただければ幸いです。
主要住宅ローンの2013年3月から2013年4月の金利変動
銀行 | プラン | 3月 | 4月 | 変動幅 |
---|---|---|---|---|
SBI新生銀行 住宅ローン | 変動金利タイプ | 0.880% | 0.980% | 0.100% |
- | 固定10年 | 1.400% | 1.500% | 0.100% |
住信SBIネット銀行 住宅ローン | 当初引下げ3年 | 0.690% | 0.710% | 0.020% |
- | 固定15年 | 1.910% | 1.760% | -0.150% |
- | 固定35年 | 2.190% | 2.090% | -0.100% |
ソニー銀行 住宅ローン | 固定5年 | 1.020% | 0.999% | -0.021% |
- | 固定10年 | 1.499% | 1.394% | -0.105% |
- | 固定15年 | 2.072% | 1.981% | -0.091% |
- | 固定25年 | 2.511% | 2.434% | -0.077% |
三菱UFJ銀行 住宅ローン | 固定25年 | 2.390% | 2.320% | -0.070% |
東京スター銀行 住宅ローン | 変動金利 | 1.450% | 1.400% | -0.050% |
イオン銀行 住宅ローン | - | - | - | 変動なし |
三井住友銀行 住宅ローン | 固定10年超~15年以内 | 2.190% | 2.100% | -0.090% |
- | 固定20年超~35年以内 | 2.550% | 2.440% | -0.110% |
フラット35 | 固定15年~20年以内 | 1.640% | 1.490% | -0.150% |
- | 固定21年~35年以内 | 1.990% | 1.800% | -0.190% |
みずほ銀行 住宅ローン | - | - | - | 変動なし |
りそな銀行 住宅ローン | - | - | - | 変動なし |
- 15年以上の長期固定金利が下がっている
- 変動金利と5年以内の当初固定金利が少し上昇
新発10年物国債の金利が9年ぶりの最低水準になった影響を受け、長期固定金利の金利低下が著しい。特に注目すべきはフラット35の金利が21年以上の金利で0.19%も下がっているのだ。逆にネット銀行の変動金利や短期固定金利などが多少上昇傾向であることと、繁忙期の3月が過ぎたためキャンペーンが一旦終了し、それに伴い金利が上がっているケースも見られる。
主要住宅ローン最新トピック
フラット35の金利が大幅に低下
固定15年~20年以内で1.640%から1.490%に。固定21年~35年以内が1.990%から1.800%に。これは長期固定金利が連動する新発10年物国債の金利が9年ぶりの低金利水準を記録したからである。アベノミクスによる変動上昇のリスクが報道される中、フラット35の金利低下は利用者には嬉しいところだ。
住宅の着工戸数は前年同月比で3%増加
2013年2月の新設住宅着工戸数は前年同月比で3.0%増の6万8969戸となり、先月から続いて6か月連続の増加を示した。大震災を受けての消費者心理の変化を受け「耐震・免震性」「節電」の整備された新しい住宅商品が数多く登場し、それに伴い販売数も増えているのである。高齢化社会の到来で、物理的行動範囲の狭いシニア層比率が増えたことも、保守化志向の原因の一つとして、持ち家重視の傾向になっている。今後も、引き続き住宅需要は伸び続けると予想される。
住宅ローン政策関連トピック
地震保険が値上げ 全国平均15.5%
そもそも、地震保険は国と民間企業が共同で運営している保険である。大震災後の震災リスクの影響を再算出した結果、保険料を算出する損害保険料率算出機構が保険料の全国平均15.5%引き上げる形で金融庁に届け出たのである。とはいえ、震災や津波などの被災後の生活費を工面するためには、震源地に近い、海に近い方は入っておくことがおすすめだ。
保険金額1000万円の場合の1年間の地震保険料
- 東京都 16,900円→20,200円
- 愛知県 16,900円→20,200円
- 大阪府 10,500円→13,600円