日銀は国債買い入れを継続。住宅ローン金利の低金利は2015年も続く!?
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- 作者: 住宅ローン比較
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日銀は国債買い入れを継続。住宅ローン金利の低金利は2015年も続く!?
2015/4/14
日銀は4月7日から8日に行われた金融政策決定会合で、日銀の長期国債の保有残高を年間80兆円増やす方針を固めました。
2013年4月からはじまった日銀の国債買い入れが、2015年も続くということを決めたのです。
政府がさだめた消費者物価指数が昨年夏から伸び悩み、国債買い入れによるインフレという目標達成が難しい現状が国債借り入れ決定の大きな要因となっています。
個人消費が本格的に回復しなければ、中長期的な物価上昇にはつながらないため、個人消費が冷え込んでいる現状では日銀の国債買い入れをやめるわけにはいかない。というのが本音と言えます。
日銀は国債買い入れが続けば、長期金利(10年もの国債金利)も引き下がり、住宅ローンも金利が低気になります。
つまり、住宅ローンの超低金利競争というのは、2015年も続く公算が高くなったと考えられるのです。
大企業のベースアップなど、インフレにつながる可能性がある事象も起きていることから、住宅ローン金利の上昇の可能性もゼロではありませんが、現段階では現状維持で今の金利水準が続くと考えて良いでしょう。
住宅ローン利用者にとっては、日銀の国債金利の借入が続いている間に、住宅選び、住宅ローンの比較検討を完了させておきたいところです。