2014年度の住宅ローン顧客満足度No1の銀行はこの銀行だ!
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- 作者: 住宅ローン比較
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2014年度の住宅ローン顧客満足度No1の銀行はこの銀行だ!
2015/1/27
顧客満足度調査を行っている世界的な企業であるJ.D. パワー・アジア・パシフィックが「2014年日本住宅ローン顧客満足度調査」を発表しました。
住宅ローンを契約して1年以上経過している人を対象に、借入先の金融機関での返済や各種サービスの利用経験に対する満足度を測定しています。全国20歳以上の男女を対象に10,189人か回答するなど調査人数も多く信頼性の高い指標となっています。
住宅ローンの場合は、金利や諸経費で比較して、総返済額の安い住宅ローンを選ぶというのが王道ではありますが、約30年ほどの長期間にわたって利用するサービスであるため、顧客満足度に影響する対応力、サービス力というのも無視することはできません。
顧客対応のレベルが低い銀行で住宅ローンを借りていると、金利が変更した場合や繰り上げ返済などのお知らせなどがないこともあり、将来的に機会損失によって損をしてしまう可能性もあるからです。
2014年度住宅ローン顧客満足度調査[新形態銀行]
1位:ソニー銀行住宅ローン
2位:住信SBIネット銀行住宅ローン
3位:SBI新生銀行住宅ローン
4位:イオン銀行住宅ローン
5位:楽天銀行住宅ローン
という結果になっています。
1位:ソニー銀行住宅ローン
ソニー銀行は、「各種案内/手続き」「顧客対応」でトップ評価
ネット銀行としての利便性の高さとソニーグループとして日本トップのメーカーとして培われた顧客対応力、細かいところまで気が利くサービスが1位になっているポイントと言えます。
金利の切り替えや繰り上げ返済がネット上で誰でも簡単にできるという点と、ネット銀行の中では顧客対応、カスタマーサポートの質が高く、ストレスなく住宅ローンを利用し続けられることがポイントと言えます。
とくに15日前の金利発表で自由に固定金利と変動金利を切り替えられるため、わざわざ手間をかけて別の銀行の住宅ローンに借り換えをしなくても済むことも評価の一つと言えるでしょう。
2位:住信SBIネット銀行住宅ローン
住信SBIネット銀行は、JCSI(日本版顧客満足度指数)でも常にトップになる顧客満足度
住信SBIネット銀行は、JCSI(日本版顧客満足度指数)でも常に1位、2位を争う評価を受けているネット銀行です。住宅ローンに限らず、全体的に「各種案内/手続き」の利便性が評価されています。
住宅ローンだけで見ても、金利の低さとともに疾病保障が無料付帯するなど、本来住宅ローンで銀行が稼ぎたいところを無料にして顧客にメリットを与える姿勢が好感を持たれている理由だと考えらえます。
大きな特徴として契約後の満足度の方が高いことがこれらを実証しているのです。
3位:SBI新生銀行住宅ローン
SBI新生銀行住宅ローンは家事代行、介護保障無料付帯、コントロールなど付加価値サービスを強化
SBI新生銀行は、住信SBIネット銀行と同じように保障の拡大に加えて、家事代行、チャイルドケア、コントロール返済など住宅ローンに今までにない付加価値サービスを取り入れていることが大きなポイントです。
住宅ローンを契約してからも、家事代行サービスのクーポンを使って、継続的に満足感を感じられるサービス設計が評価されていると言えるでしょう。
まとめ
住宅ローンは人生最大の買い物でもあるため、顧客満足度が高い住宅ローンを選べば失敗しないかというとそうではありません。
あくまでも、金利が低くて諸費用が安い、総返済額が低い住宅ローンが一番なのです。
しかしながら、住宅ローン契約後のフォローがまったくなければ、繰り上げ返済や借り換えなどのチャンスを逃す結果にもつながってしまうかもしれませんし、何より銀行に対する不信感とストレスが貯まってしまいます。
総返済額で比較しながらも、次に判断する比較検討指標としては「顧客満足度」も考慮すべきなのです。
ソニー銀行などは、金利も低くて、顧客満足度も高い、おすすめの住宅ローンと言えます。