住宅を購入する理由
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅を購入する理由
住宅金融支援機構は、2013年6月に1000名以上の住宅ローン利用予定者を対象にアンケート調査を行った。ここでは、そのアンケート調査の一部をご紹介します。
住宅を購入する理由
出展:住宅金融支援機構 平成24年度 民間住宅ローン利用者の実態調査
調査対象:民間住宅ローン利用予定者 1041人
調査時期:2013年6月
- 20代は「結婚を機に」
- 20代、30代は「子供や家族のため」
- 40代、50代は「老後の安心のため」
住宅を購入する理由は、年代別に明確に差が出た結果となっている。20代の場合は、結婚を機に家族や子供のために住まいを購入する方が多く、30代は、より家族や子供ための購入という理由が増えている。
50代になると、逆に「老後の安心のため」という理由が増えてくる。これは50代まで賃貸で生活していた人が、老後の年金生活で家賃暮らしをすることに不安を感じていることが推測される。
40代は、生活環境の向上の理由が大きく、「もっと広い家に住みたい」「もっと質の良い住宅に住みたい」「もっと新しい家に住みたい」と、安心感などよりは、生活の質を向上させるための住宅購入という方が多い。これは収入的にも余裕がある年代ということだろう。
逆に経済的な理由だけで見てみると、金利の低さ、住宅ローン減税、賃貸の家賃がもったいないという理由を抑えて、消費税の引き上げがトップになっている。やはり、増税前の駆け込み需要というのは、あきらかに発生することを予測させる結果と言えるだろう。