住宅ローンの借入計画、資金計画の相談
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンの借入計画、資金計画の相談
住宅金融支援機構は、2013年6月に1000名以上の住宅ローン利用予定者を対象にアンケート調査を行った。ここでは、そのアンケート調査の一部をご紹介します。
住宅ローンの借入計画、資金計画の相談
出展:住宅金融支援機構 平成24年度 民間住宅ローン利用者の実態調査
調査対象:民間住宅ローン利用予定者 1041人
調査時期:2013年6月
- 借入計画の作成・相談を55.4%の方が実施
- 一番多い計画立案はインターネットを活用し自分で実行
- 2番目に多い計画立案は、不動産屋の営業/li>
住宅ローンの借入計画や資金計画の作成や相談を行ったのが、全体の55.4%。逆に言えば、残りの約4割の方は、借入計画などを考えずに住宅ローンを申し込んでいるということになる。これは、消費増税などでの駆け込み需要時にはさらに増えるものと考えられる。しかし、かなりリスクの高い住宅ローンの活用方法と言える。計画を策定しなければ、確実な返済ができずに将来的な収入減に対応できずに住宅を手放さなければならないことにもなりかねないからだ。住宅ローン利用の前にはライフプランなどの計画を立てることが不可欠である。
また、相談先も2位に営業マンというのが来ているが、不動産屋の営業マンは、住宅ローンの金融機関を紹介するとそれに応じてバックマージンを受け取る形になっている。つまり、不動産屋の営業マンは、中立な立場からのアドバイスができずにバックマージンの大きい住宅ローンを紹介しがちなのである。また、不動産屋の営業マンは、より高い物件を購入してもらうことが目的なので、返済可能か、どうか?という視点よりは、自分が売りたい物件の金額を融資してもらえるか?という視点でのアドバイスに偏ってしまうのである。なるべく、専門家に相談しながらも、自分自身で勉強する姿勢が重要だ。