住宅ローンで重視される顧客層
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンで重視される顧客層
住宅ローンで銀行が最も重視する顧客というのは、どういうターゲット層なのでしょうか。住宅ローンで銀行が重視するターゲット層が見えてくれば、住宅ローンを利用すべきタイミングなのかも見えてきます。
住宅ローンもっとも重視される顧客層
出典:住宅金融支援機構
調査時期:2013年9月18日~10月28日
調査対象:309社の住宅ローンを扱う金融機関
住宅ローンで重視される顧客層
1.新規注文住宅が74.7%
新規注文住宅を購入する方が一番銀行が重視しているターゲットということです。これはなぜでしょうか?考えられる理由としては、注文住宅は、建売住宅や分譲マンションと比較して購入額が高くなる傾向があるため、大口の融資が狙えることになります。また、それだけの価格をねん出できるということはそれなりの年収レベルも期待できるため、貸し倒れリスクは高くならないと考えられます。
また、注文住宅の方が、分譲マンションや建売住宅に比べて、担保価値が高く、時間が経過しても担保価値が落ちにくいという背景もあります。
2.子育てファミリー層が87%
これは議論の余地なく、ほとんどの銀行が子育てファミリー層がメインターゲットとなっています。やはり、子供ができてから、マイホームの購入を検討する方が多いからです。
3.年収は、400万と600万で2分
年収に関しては、400万円が49.5%、600万円程度が46.7%とほぼ半数を占める結果になりました。カッコ内の昨年対比を見ると、600万円が少なくなり、400万円が増えたことからすると年収が少ないことは大きなハンデにはならないようです。
まとめ
新築の注文住宅の方が、建売住宅や分譲マンションと比較して住宅ローンの審査は通りやすいと言えるでしょう、また、年収は平均的な水準であれば問題なく、30代後半から40代前半の子育てファミリーがメインターゲットと言えます。