住宅ローンの金利はどうなる?2013年10月時点最新アンケート
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローンの金利はどうなる?2013年10月時点最新アンケート
住宅ローンの金利はどうなるのか?他の人はどう予測しているのでしょうか?金利上昇のリスクが変われば選ぶべき金利タイプも変わってきます。ここでは、他の人の金利上昇に関する予測の調査結果を紹介します。
今後1年間の住宅ローン金利見通し
出典:住宅金融支援機構
調査時期:2013年9月18日~10月28日
調査対象:309社の住宅ローンを扱う金融機関
今後1年間の住宅ローン金利見通しからわかること
2013年6月時点と比較して、たった4ヶ月で上昇するの回答率が2割減
2013年は、年末に発表された「アベノミクス」が実施されるタイミングがあり、3月、4月ごろは株価も急上昇し、メディアもこぞって「住宅ローンの金利は上昇する」とはりきって報道していたタイミングです。しかし、2013年10月の段階でも、金利は上がるどころか、下がってしまっていたため、多くの方が「1年なら金利はほとんど上がらない。」と考えるよぅになったのではないでしょうか。
確かに、金利は長いスパンで見れば、上昇する可能性が高いのですが、今後1年間ということであれば、金利が上昇する可能性というのは多くはないでしょう。
金利タイプごとにほとんど変わらない回答
本来、「全期間固定金利」を選ぶ人は「金利が上昇する」と回答し、「変動金利」を選ぶ人は「金利が上昇しない」と回答するように思えるのですが、多少の違いはあれ、回答の割合には大きな差がありませんでした。
つまり、「全期間固定金利」を選んでいる人でも、長期的に上昇する可能性が高いと考えているけれども、1年程度では上昇しないと考えている人が多い、「変動金利」を選んでいる人でも、金利は上昇する可能性は高いけれどもそれ以上に低金利が魅力と考えている人が多い、のではないでしょうか。
まとめ
金利予測は、今後の日本経済を予測することとほぼ同じ意味を持つので、正しい予測をできる人というのは存在しません。経済学者だろうが、ファイナンシャルプランナーだろうが、正確に未来を予測できるわけがないのです。
それでも、住宅ローンを選ぶ場合は、多少なりとも金利がどうなるのか?を想定しなければならないのも事実です。
どうしても、自分で予想がつかないという場合は、このアンケートのように多くの人の判断に「のっかる」のも悪くない方法と言えます。