妻が自分用の貯蓄から支払った住宅購入費用の平均
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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妻が自分用の貯蓄から支払った住宅購入費用の平均
ベネッセコーポレーションは「妻から見た住まい購入に関する意識調査」という調査結果を発表した。住宅購入経験のある25歳~49歳の女性2075人へのアンケート結果であるが、その中で興味深いアンケートとして「自分用の貯蓄を住宅購入の頭金・諸費用などの住宅購入費用として使いましたか。」という項目があるので紹介します。
自分用の貯蓄を住宅購入の頭金・諸費用などの住宅購入費用として使いましたか
出典:ベネッセコーポレーション
調査期間: 2013年05月30日~2013年06月08日
調査対象: 日本在住の『ウィメンズパーク』会員のうち、2006年1月以降に住宅購入の経験のある既婚女性
調査対象数: 25~49歳の2,075名
- 一番多いのは500万円以上1,000万円未満
- 出資平均額は425.5万円
- 専業主婦や無職が500万円以上1,000万円未満を出資した割合が一番高い
正直、ここまで大きな金額を妻が頭金や諸費用として支払っているというデータは驚きだろう。住宅購入時のローン名義は、夫のみという割合が74.4%と多いため、その分妻の方が今までの貯金から頭金や諸費用を捻出するというケースが多いようだ。
マンションの頭金の平均額は、2011年度で802.7万円であることから考えると半分以上の金額を妻が負担している形になっている。
住宅購入の際に、夫婦の42.7%が「予算」をもとに意見が衝突したと回答しており、高額な頭金の資金捻出ゆえにもめることもあるということだろう。
女性の社会進出が増えるにつれ、妻の出資金額というのは増加し、夫のみのローン名義の割合は低減していくのではないだろうか。