東日本大震災以降の住宅取得時に重視するもの
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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東日本大震災以降の住宅取得時に重視するもの
住宅金融支援機構は、2013年6月に1000名以上の住宅ローン利用予定者を対象にアンケート調査を行った。ここでは、そのアンケート調査の一部をご紹介します。
東日本大震災以降の住宅取得時に重視するものの変化
出展:住宅金融支援機構 平成24年度 民間住宅ローン利用者の実態調査
調査対象:民間住宅ローン利用予定者 1041人
調査時期:2013年6月
- 耐震性能が30.8%から52.7%と大幅増
- 耐久性も15.4%から24.5%と大幅増
- 上記の割を食って、価格や間取りが減少
東日本大震災が日本の消費者が住宅購入をする際の重視する点についても大きな影響を与えた結果となった。大幅にアップしているのは、耐震性能30.8%から52.7%、耐久性15.4%から24.5%、立地8.9%から21.5%となっている。
これは当たり前の結果で、震災が身近に感じたからこそ、安全に対する意識が高まり、耐震性能や耐久性の高い住宅や、震災などの災害に強い立地に対する思考が強くなっている。
逆に、いままで重視されていた「価格・費用」「間取り」「住宅の広さ」などの心地よい暮らしに対する重要度は、依然として高いものの、震災前に比べて半減している。
これらの重要視するポイントは、徐々に震災前の状態に戻っていくと思われるが、直近ではこの傾向が続くのではないだろうか。