住宅購入に踏み切れない理由(年収別)
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- カテゴリ: 住宅ローンアンケート調査結果
- 作者: 住宅ローン比較
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住宅購入に踏み切れない理由(年収別)
住宅金融支援機構は、2013年6月に1000名以上の住宅ローン利用予定者を対象にアンケート調査を行った。ここでは、そのアンケート調査の一部をご紹介します。
住宅購入に踏み切れない理由(年収別)
出展:住宅金融支援機構 平成24年度 民間住宅ローン利用者の実態調査
調査対象:民間住宅ローン利用予定者 1041人
調査時期:2013年6月
- 年収が低い層は「将来の収入や生活に不安」がトップ
- 年収が高い層は「景気の先行きが不透明だから」がトップ
- 中間層は、「気に入った物件がない」もランクイン
将来の収入や生活に不安があるという方が、全体で約25%前後の回答を集めた、特に年収が400万円以下の層では40%以上という結果になっている。必然的に収入が少ない分将来の収入や生活に不安があるという回答になった。同時に、「自己資金・頭金が不十分」「収入が減ったから」という回答も、低年収であればあるほど多くなっている。
逆に年収が1,000万円を超える層では、「特になし」という回答が多くなっている。同時に「気に入った物件、条件に合う物件がないから」といういつでも購入できるけど、急いで購入する必要がないという意向が強いように見受けられる。また、同時に「景気の先行きが不透明だから」という回答も、年収が高い層が圧倒的に多く、住宅を保有することに対するリスクとメリットを正確に把握できない現状に対して、購入のタイミングではないと考えていると推測される。どちらにしろ、急いで購入する必要はないという見方が強いようだ。