住宅ローン低金利で、借換え需要が増加
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- 作者: 住宅ローン比較
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住宅ローン低金利で、借換え需要が増加
2012/7/9 読売新聞
住宅ローンの金利が過去最低の水準に下がっている。これから家を買おうという人だけでなく、すでにローンを返済中の人も、借り換えなどで負担を大きく減らせる可能性がある。
過去最低1.6%以下
6月から7月にかけ、三菱UFJ銀行や、みずほ銀行など大手各行は10年物の住宅ローンの固定金利を相次いで引き下げた。最も優遇された条件の場合、三井住友信託銀行が年1・35%、三菱東京UFJと、りそなが1・4%など、民間銀行としては過去最低水準になった。ほかの大手銀も軒並み1・6%以下で、2007年春の平均金利に比べると1%超も下がっている。
この低金利を活用しようとして、住宅ローンを借り換える場合、手数料などが必要になるが、一般には「残額が1000万円以上、支払期間が10年以上残っている場合、金利が1%下がれば、借り換えのメリットが出る」と言われる。今の金利水準であれば、多くの人が当てはまりそうだ。
当初期間後に注意
ただ、各行の最も優遇された金利は、10年程度の当初期間が過ぎると、金利が上がるように設計されていることが多く、注意が必要だ。例えば、3000万円を30年借りる場合、当初10年間は1・4%、11年目以降は2・4%のローンを借りると、総返済額は3917万円程度となる。これに対し、全期間1・45%のローンでは、総返済額は約3700万円だ。繰り上げ返済で短期に返済する人には前者が、ゆっくり返済しようとする人には後者が向いている。
リフォーム資金に
多くの銀行は、住宅ローンの借り換えの際、リフォーム資金も住宅ロ%E