マンション販売3割増
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- 作者: 住宅ローン比較
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マンション販売3割増
2013/8/14
住宅ローンの金利上昇や、消費増税への懸念が徐々に駆け込み需要となって形になって表れてきている。不動産経済研究所が発表した首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)の新築マンション発売戸数は、前年同月比31.6%増の5306戸という結果が出ている。これは、サブプライム前の2007年以来の高水準である。
要因としては消費増税を実行するか、再度議論すると自民党は言っているが、実際は住宅ローン減税や現金給付、フラット35の融資率100%への引き下げなど、続々と増税後の需要バランスを維持する施策を投入している。これは、ほぼ確実に増税が行われる裏付けといえるだろう。
住宅を購入検討している方も、消費増税ありきでの購入を検討し始めているのである。また、消費増税によって、駆け込み需要を意識している不動産ディベロッパーは、マンション価格を強気の価格設定にしてきている。高く値付けしても売れる可能性が高いからだ。
7月、8月とその傾向が強くなってきていたことからも、今を逃したくないと購入する層が増えたものと想定される。今、住宅購入を決めかねている方は、今のうちに購入するか、消費増税後に購入するかの2択を迫られているといっていいだろう。