住宅ローン減税の税制改正法案が審議入り
- 詳細
- カテゴリ: 住宅ローン比較最新ニュース
- 作者: 住宅ローン比較
- 参照数: 1918
住宅ローン減税の税制改正法案が審議入り
2013/3/15
衆議院本会議で1月に方針が示された税制改正大綱の法案が14日に審議入りをした。
おさらいをしておくと税制改正大綱では、住宅ローン減税は今年度末で終了予定だったものが2017年末まで4年間延長される。また、消費税が8%に増税される2014年4月以降は、現行20万円までの減税上限が40万円まで引き上がる。
また今回審議される法案には、新築注文住宅とリフォームを対象に、2013年9月までに契約すれば、引渡しが2014年4月以降にずれ込んでも契約時の税率5%が適用されることも盛り込んでいる。しかし、注意しなければならないのは、この場合は住宅ローン減税も現行の20万が上限である。消費税だけ安い時で、減税は優遇される時と都合のいいようにはならない。
また、今夏をめどに減税措置をすべて使えきれない中堅の所得層に対する未消化分の減税枠の現金給付は今年の夏をめどに導入検討とされている。
よほどのことがない限り、この税制改正法案は原案のとおり、可決されるだろう。