みずほ銀行住宅ローン当初固定金利の引下げ
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- 作者: 住宅ローン比較
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みずほ銀行住宅ローン当初固定金利の引下げ
2014/1/10
みずほ銀行は、消費税増税前の駆け込み需要を狙って、当初2年固定の住宅ローン金利を引き下げることを決定しました。金利は年率0.95%から0.55%に引き下げられる予定です。
注意が必要。当初2年固定の金利引き下げは2年間だけのメリットしかない
みずほ銀行が当初2年固定金利の引き下げをしましたが、これは本当にメリットがあるのでしょうか?当初固定金利というのは、当初期間だけの金利が下がるだけで3年目以降は同じ金利が適用されます。つまり、当初2年固定金利というのは、2年間だけ特別に金利を引き下げますよという短期間のキャンペーンのようなものなのです。
この金利につられてしまうと、実際に3年目からは低金利ではなくなるため、後で後悔してしまう可能性もあるのです。
実際に「ソニー銀行」と比較してみました。
店頭表示金利が今のままと仮定した場合
借入金額3000万円 35年
- 当初2年間 0.55% +保証料0.2% = 0.75%
- 3年目~35年目(変動金利) 0.775% +保証料0.2% = 0.975%
- 事務手数料 31,500円
総返済額:35,242,444円
- 当初2年間 0.929%
- 3年目~35年目(変動金利) 0.599%
- 事務手数料 630,000円
総返済額:34,191,787円
となります。約105万円ほどソニー銀行の方が総返済額は低くなります。当初2年間の金利は見た目上は0.4%も違うのに結局はみずほ銀行よりもソニー銀行の方がお得なのです。これは、実際に借り入れする期間は3年目からの方が10倍以上も長いことが原因です。
目先の金利に惑わされないように注意しましょう。