メガバンク、6月住宅ローン金利引き上げ
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- 作者: 住宅ローン比較
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メガバンク、6月住宅ローン金利引き上げ
2013/5/30
29日国債金利の上昇に伴い、大手都市銀行のみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行がそろって、長期固定金利の住宅ローン金利を引き上げる方針であることがわかった。先月から2ヶ月続けての金利上昇となった。
実際に、10年もの国債金利が日銀の国債買取発表直後の0.4%台を記録した3月末から、4月末に0.6%、5月末の現時点では、0.9%台に上昇したことを受けて上げざるを得ない状況になったことが要因だと思われる。
メガバンクの主力商品であった当初10年固定の住宅ローン金利が1.6%になる見通した。これは昨年11月に1.3%に低下した時点から0.3%上昇したことになる。
フラット35なども、国債金利の影響を受けて上がる見込みである。逆に変動金利と3年、5年という短期の当初固定が主力商品であるネットバンクの金利は大きくは動かないのではないだろうか。
中期的には、株価も上り傾向から、乱高下を繰り返しながらも安定に近づいているように国債金利も安定に向かうのではないかと推測される。
住宅ローン利用者にとっては、新規の借入や借換え時の金利も気になるところだが、金利に惑わされずにお買い得物件探しと住宅ローンの比較検討に力を入れることをおすすめしたい。特に5月から6月にかけて例年住宅価格の平均値が下がる傾向にあるため、物件価格だけを見れば今が狙い目とも言える。金利上昇を受けて、不動産業者も強気の価格設定ができなくなるだろう。相対的にお得になる可能性は高い。